護身体術 とは?
その文字の意味する通り 身体を護る(守る)術です。
基本となる動きは 立ち技・打撃系の格闘術。
しかし、暴漢と戦う 「護身」 を目的とした動きでは決してありません。
単なる戦闘を目的とした技術ではなく 武術の動きを習得して
身体操作技能を引き上げる手技(術)です。
「武術を媒介とした動きを いかに使いこなすか」 を追求しています。
また、武術であるため各種他流派の大会へ出場しています。
が、決して「勝敗」を価値・評価として見出す格闘団体ではありません。
武具も使いますが、主は 「無手」 の練習を行っています。
武器を用いて強くなる、事は目的とはせず
武具を媒介物として身体操作性の向上を求めています。
「素手」 の延伸線上に 「武器」 があり
「武器」 の延長線上に 「無手」 がある
と感じています。。
常に 武術を利用しての 身体機能レベル向上 を目的としています
The concept of 碧空会
碧空会では技術を知識として覚えるのではなく 身体で感じ取り無意識の動きとして 身体に染み込ませていく ことを練習concept(基本概念・基本思想)としています。
人と食事をとる時に、フォークやスプーンの動きを常に考えるでしょうか? ましてやこの関節を動かして料理を口に運ぶ など考えて動かしているでしょうか?
そのようなことを考えれば、相手と楽しい会話も行えず料理の味も味わえません。
動きを意識せず身体を操作できるからこそ 目的行為を遂行できるのです。
武術の動作を意識せずに身体を操作する。
水を飲むためにコップへ手を伸ばすように 関節や筋肉の動きを意識することなく動き、動作そのものを思い起こすことなく 目的とする行為(武術の動作)を行なえる事を大切にしています。
碧空会 めざすところは?
和を事の源と為し
収にて義を行し
術を介して
水鏡を稽みる
互いに相手を思い、協力し高め合うことが大切である。
武を修めることで、自らが武を収めるような行動を心がける。
武の理にて物事の真情を見極めれるよう、稽古にて 自身を高める。
闘争するのではなく、 相手に妥協するのでもなく
それぞれが思う 武の志に沿い
「和」をもって 向上できる会をめざしています。